ごあいさつ
秋久医院は,糖尿病をはじめ,高血圧や脂質異常症などの生活習慣病を中心に,地域の皆様の
かかりつけ医として診療を行っております。また,地域に根ざした家庭医として,在宅訪問診療や
介護のご相談にも応じておりますのでお気軽に声をおかけ下さい。
お知らせ
糖尿病患者のみなさまへ
当院では,HbA1cの検査結果を採血後すぐにお知らせすることができます。
検査結果を見て診療をさせていただくため,より効果的に治療が行えるように
なりました。
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)ってなに?
以下の特徴をもつ新薬も積極的に使用して治療を行っております。
① 単独投与では低血糖をおこしにくく,血糖値が改善されます。
② 体重減少が期待できる薬剤があります。
1) インクレチン関連薬
インクレチンは小腸から分泌されるホルモンで,インスリン(血糖値を下げる
ホルモン)分泌を促進します。その促進効果は血糖値依存性なのでインクレチン
単独で低値血糖を起こすことはありません。インクレチン関連薬には以下のタイプ
があります。
① DPP-4阻害薬:内服薬
② GLP-1受容体作動薬:DPP-4阻害薬の数倍の血糖降下作用があります.その中で
セマグルチド(内服薬は「リベルサス」,注射薬は「オゼンピック」)には体重
減少効果があります。
③ GIP-GLP-1受容体作動薬:GLP-1だけではなく,GIP受容体を活性化するので
血糖降下作用・体重減少効果が最も期待できます。.現在は注射薬チルゼパチド
(マンジャロ)のみが承認されており週1回の注射薬です。2024年4月から
一か月投与が可能になりました。
GLP-1およびGIP-GLP-1受容体作動薬には副作用として治療初期において吐気・
嘔吐などの消化器症状が出ることがあります。
インクレチン関連薬とは?
2) SGLT(ナトリウム・グルコース輸送体)2阻害薬
① 腎臓での尿糖排泄量を増加させることにより血糖値を改善します。
② SGLT2阻害薬は慢心臓保護作用・腎臓保護作用があります。
③ 尿量が増加するため,水分(お茶やお水)を充分とるように心がけて下さい。
SGLT2阻害薬とは?
肥満と肥満症
肥満とは身長に比して体重が重いことを言います.一般的にはBMI (Body
Mass Index) で表示されます.
BMIは計算式:体重 (kg) ÷ 身長 (m) ÷ 身長 (m)で算出します。
例えば身長 170 cmで体重 65 kgの方は BMI=65 ÷ 1.7 ÷ 1.7 = 22.5
となります。
肥満は次のような様々な障害を合併することがあります。それを肥満症と
言います。① 2型糖尿病など,② 脂質異常症,③ 高血圧,④ 高尿酸血症・
痛風など,⑤ 心筋梗塞・狭心症,⑥ 脳梗塞・脳血栓,⑦ 脂肪肝,⑧ 月経異常,
⑨ 睡眠時無呼吸症候群,⑩ 変形性関節症(膝・股関節)。
肥満の治療の基本は食事療法と運動療法です。どうしても減量できない場合は
薬物治療が必要と考えられます。
BMIと適正体重
当院では院内処方でお薬をお出ししております
秋久医院では,患者さんの利便性のためお薬の院内処方を採用しています。
院内処方では,診察代とお薬代のお支払いが1回の会計で済みます。また,お薬代
関連の医療費は,院外処方よりも院内処方の方が自己負担額が少ないメリット
があります。
院内処方と院外処方
問診票
秋久医院を初めて受診される方は下記の問診票をダウンロードしてご記入の上
受付までお持ち頂けますようお願い致します。
秋久医院問診票
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00~12:00 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○※ | × |
15:00~18:30 | ○ | × | × | × | × | × | × |
16:30~18:30 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
※ 土曜日は第1土曜日のみ診療致しております。
火曜日~金曜日の14:00~15:00は訪問診療を行っております。